NPO法人音楽の恵みネットワーク ICT構築の備忘録

Information and Communication Technology

Finale 一小節間臨時記号を有効にするには

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サポート様にお尋ねしました。

[ お問い合わせ内容 ]
例えば4/4でCisの四分音符を4つ入力したい場合、
2つ目の四分音符にはナチュラルが自動的について残り2つもナチュラルとなりますね。したがって二拍目以降の3つの4分音符にはひとつずつ「半音上がる」処理をしなくてはなりません。 
楽理上では、臨時記号は1小節間有効です。これに従って、一つ目の四分音符がCisであるならば、その小節内のcの音はcisであって、その小節内ではナチュラルを自動的につけない方法をご教示いただきたいのです。32分音符が何小節も続く楽曲での臨時記号の入力は大変です。臨時記号は一小節間有効であってほしいのです。よろしくご教示ください。

 

Finale カスタマーサポート窓口です。
平素よりFinaleシリーズをご愛用いただきありがとうございます。お問い合わせの件に関して以下にご案内いたします。

入力を行っているツールや手順により動作が異なります。現在はどのツールでどのように入力を行われていますでしょうか。

「ステップ入力」ツールでクリックではなく上下キーで音程を指定し「Enter」キーで入力を行っている場合、入力後に「N」キーを押下してナチュラルを表示したあとは同じ音程で「Enter」キーで音符を入力した場合はナチュラルが適用された状態で入力されます。

また、「高速ステップ」ツールの場合は音符入力後「N」で「ナチュラル」を表示しても次の音には「#」付きで入力されます。

この場合、最初は変化記号は適用せずに入力し、小節の音符を入力後に変化記号を適用したい最初の音符の該当の音程を指定し「ctrl」「-」や「shift」「ctrl」「+」を押下することで、編集中の小節で、その音符以降すべての指定した音程の音符を半音下げ、半音上げが出来ます。
音程を指定しない場合、それ以降すべての音符に適用されます。

MIDIキーボードを使用している場合には、鍵盤で音程を指定可能となる為、このような変化記号の入力は不要となります。

入力方法を工夫することでご対応いただきますようお願いいたします。

以上、ご査収くださいますようお願いいたします。