NPO法人音楽の恵みネットワーク ICT構築の備忘録

Information and Communication Technology

座こたつをダイニングこたつに・・・。70cmの高脚を自作しました。

税理士さんに提出する資料作りをしながら、これが終わったらダイニングこたつを作るぞ、と自分に言い聞かせておりました。そして今日、自宅にあった古い座こたつを、テーブルこたつ(高脚コタツ、ダイニングこたつ)にするために、70cmの高脚を自作してみました。ググッていたら、下記のサイトさんに出会いました。

コタツの脚を高くしてみた! – A2-blog

 

厚揚公太(あつあげこうた)さまのこのサイトを頭にたたみこんで、古いコタツの一脚と一本のナットだけをもって、自宅近くのアヤハディオ箕面彩都店へ。

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アヤハディオの工作室では工具が自由に使えるので、DIY初心者の私には、とても有り難い。それに、今回ラッキーだったのは、このコーナーにいらしたパートタイマーのKさんが、とても親切な穏やかな方で、一緒になって完成まで、考えてくださった・・。

① 3mの45×45の角材を買い求め、70cmずつ4本に切断をお願いする。

② 万力とのこぎりをお借りして、お手本の形状とおりに切断。角材を斜め45度に固定できる万力に感謝するものの、角度も長さも結局About。

③ 「鬼目ナットを埋め込む作業はしたことがない・・・」とKさんは言いながら、店内の売り場まで案内してくださり、4個がワンセットになったものをゲット。

④ 電動ドリルをお借りして下穴を・・・。私のぎこちない所作を見かねた通りがかりの男性が「電動ドリルでは、狙った位置や方向に下穴をあけるのは絶対に無理。あそこにある卓上の木工用の旋盤機を使うべき」とアドバイスくださった。

⑤ ところが、その卓上木工用旋盤機は、角材を斜め45度に挟みこむパーツが欠落していると判明・・・・。そこでまたまたKさん、これで代用してみてはと、2本の角材(廃材)をほんの少し隙間を空けて並べたスノコ状のものを作ってくださった。その角材の間に斜め45度(のつもり)に寝かせた角材をはめこんで卓上旋盤機にのせて、10mmの下穴をあけることができました。Kさんが作ってくださった「代用品」のご親切がなければ、この作業は完成しませんでした。

⑥ 下穴に6角レンジ(これも工作室にジャストサイズがなくて、Kさんがどこからともなく持ってきてくださった)で鬼目ナットを埋め込む作業していたら、木材にひびが入ったり、ナットの頭がつぶれたり・・・。10mmの下穴では狭すぎたのかも・・・と思いながら、4本ともに埋めこんで、高脚が完成しました。慣れないことがおおくて作業開始から2時間かかりました。

(写真は一番の難所だった箇所です。)

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⑦ Kさん(作業途中から私はK先生と呼んでいました。)に心からのお礼をいい、急いで自宅に戻り、恐る恐る一本ずつナットを取りつけた。素晴らしい出来栄え。小躍りしてしまった。高さを微調整するパーツを脚の下部に取り付ける予定だったけど、その必要もなさそうです。

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⑧ 費用は 計1,195円でした。

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⑨ 天板を取り付けてリビングに置いてみました。なかなかいい感じです。

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⑩ 楽天で見つけました。これは6980円です。到着が楽しみです。時間を見つけて次は椅子の下部をプチプチで覆う予定です。

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最後に・・・・

角材を斜め45度に切断やら、下穴をあける位置はミリ単位でとか・・・。年に1,2度しかのこぎりを持たないような輩にはハードルが高くて、心が折れそうになりました。アヤハディオのK先生と通りがかりの男性に助けられての完成に違いないですが、DIYはミリ単位に神経質にならずに、大胆に突き進むことが肝要なのだと、気づかされた作業でした。

あと一つ。私がアヤハディオの工作室にいた2時間の間に、二人のご高齢の女性が「この板にキャスターを付けたいのですが・・」「この板を使ってスノコを作るので切断してください」と。K先生はこのお二人にも親切に対応なさっていらした。ご高齢者の女性にとって、のこぎりやドライバーの作業はしたくてもできない。K先生の対応は見事でした。企業としての社会奉仕のあり方のモデルケースでもありました。アヤハディオはK先生という貴重な人材を企業イメージとしてくださいますように。